ハスラーをカスタムしたい人中で「インチアップ」という言葉を聞いた事がある人がいるかもしれません。
聞いた事がなくても、自分のハスラーとはあの人のハスラーはタイヤのサイズが違うんじゃ?なんてことを思った事がある人がいるかもしれません。
今回は、カスタム方法として・・・
「【ハスラーのタイヤサイズアップ】おすすめの変更方法をご紹介します!」
と題してご紹介していきます。
この記事は「【ハスラーのタイヤサイズアップ】おすすめの変更方法をご紹介します!」
【ハスラーのタイヤサイズアップ】サイズはどうやってみる?
(出典:http://www.y-yokohama.com/product/tire/displaytorule/)
一口にタイヤと言ってもたくさんのサイズであったり、特定の性能を重視したものなど様々なバリエーションの物が存在します。
タイヤをよく見てみると側面にこのような数字が表記されています。
タイヤに数字やアルファベットなどが書いてあることを知っていていも、その意味をキチンと理解しているかといれば不安なかともいるかもしれませんので、簡単に説明していきます。
断面幅(mm)ってなに?
タイヤ自体の横幅の長さを表しています。
ただし、タイヤの側面部分のメーカの名前であったり、タイヤの商品名などが書かれている部分を「サイドウォール」といいますがその部分は長さには含みません。
偏平率ってなに?
偏平率とは、端的に言えばタイヤの厚みを表したものです。
「タイヤ断面高さ÷タイヤ断面幅×100」といった計算で求めることができます。
偏平率が低い数値になるほど薄く、高い数値になるほど厚いタイヤになります。
また、偏平率が低すぎると、見た目的にはかっこよくみえるかもしれませんが、ハンドルの操作性が悪くなってしまったり、乗り心地が悪くなってしまいます。
タイヤ構造記号ってなに?
どんな構造のタイヤか表しています。
タイヤ構造には「バイアス構造」と「ラジアル構造」があります。
バイアス構造とは・・・
ラジアル構造が開発される50年くらい前の構造でメリットは生産コストが安いことから、現在でもトラックやバスで使用されています。
現在の乗用車のほとんどはラジアルタイヤです。
ラジアル構造とは・・・
バイアス構造に比べて
- 転がり抵抗が小さく燃費が良い、
- タイヤの寿命が長い、
- 高速走行時の耐久性に優れている、
- グリップ力が高く、操縦安定性に優れている
といったメリットがあります。
リム径ってなに?
リム径とはタイヤの内径のことです。
タイヤとホイールの接合部分になるので、ホイールの外径でもありますので、よく何〇〇インチのタイヤと言っているサイズの部分の事になります。
ロードインデックスってなに?
ロードインデックスは、タイヤ1本が支えることが出来る荷重能力(kg)を表します。
表記数値がそのまま負荷能力(kg)というわけではなく、指数で規格化されています。
速度記号ってなに?
そのタイヤが規定の条件下で走行できる最高スピードを表します。
各メーカーごとに速度が違って来ますが、日頃から安全運転を心がけましょう。
【ハスラーのタイヤサイズアップ】サイズアップってなにを変更する?
タイヤのサイズを変更するというのは、リム径(インチ)を変更するということです。
リム径とはタイヤの内径、ホイールの外形のことですので、タイヤ(ホイール)を「サイズアップ」するというのは、リム径のサイズをアップするということです。
逆にリム径を小さくする場合は、「サイズダウン」と言います。
タイヤのサイズアップは手軽に出来るカスタムで手軽に車のスタイリングをかっこよくすることができます。
しかし、タイヤがハマるからと言ってもどんなものでも付け替えて言い訳ではなく、断面幅を広げすぎて、車体からタイヤがはみ出す、外径の多すぎるタイヤにインチアップすると、ひどい時には、車検に通らなくなりますので注意が必要になってきます。
ドレスアップやカスタム要素としても、手軽に手が出しやすい項目なのかもしれませんがメリットやデメリットが出てきますので、そういった部分をきちんと理解してカスタムすることも十分大切になってきます。
タイヤのサイズアップですが、メリット、デメリットもありますので簡単にお伝えしていきます。
【ハスラーのタイヤサイズアップ】メリットは?
インチアップのメリットととしては
- 見た目がよくなる
- 運動性能がよくなる
- グリップ性能がよくなる
といった事があげられます。
見た目がよくなる
これは一目で確認することができます。
この効果を求めて、サイズアップする人が一番多いのかもしれません。
横から、タイヤの部分をみてしますと自然とタイヤとタイヤハウスの中に隙間が空いていますので、その隙間の面積が小さくなり、タイヤとホイールの面積が大きくなるのでかっこよく見せることができます。
ホイールや、タイヤもたくさんの種類が売られていますのでご自身の気に入ったデザインを付けることができます。
アルミホイールは本当に様々な種類が売っているので自分の気に入ったデザインをつけられるというのも魅力です。
自分の車に簡単に個性を出すことができるというのはいいですね。
運動性能がよくなる
多くのスポーツタイプの車が純正のホイールの時から、大口径のホイールを装着している理由はこのメリットを受けるためでもあります。
タイヤのインチが上がるとタイヤの横の部分はより扁平になり横から見て薄くなります。
この横の部分は車体の重さを支えている部分で、これが薄くなるとタイヤの「たわみ」が少なくなるため操作する際の安定度が上がります。
また、中高速域ではハンドルがぶれにくく操縦安定性が向上します。
グリップ性能がよくなる
ほとんどの場合、タイヤをインチアップするとタイヤの横の幅も大きくなる傾向になります。
地面に接地する面積が大きくなるためカーブの時であったり、ブレーキを行う際のグリップもよくなります。
コーナリングの時の性能が向上することになります。
【ハスラーのタイヤサイズアップ】デメリットは?
インチアップのデメリットとしては
- 乗り心地が悪くなる
- 燃費が下がる
- 走行音が大きくなる
- ハンドルが重くなる
乗り心地が悪くなる
タイヤが薄くなることでたわみの部分が少なくなるのでタイヤ自体のクッションとしての役割が弱くなります。
すると、ちょっとした段差であったり、小石を踏み込んだ時、路面の状況が良くない道を走行するときどは路面のからの影響をモロに感じてしまうことになってしまいます。
燃費が下がる
タイヤを太くしますと、タイヤ自体の路面に対する抵抗が増えてしまうことになってしまいます。
転がりにくいタイヤを履いていると余計にエネルギーが必要になって来るので、当然燃費性能に悪影響を及ぼします。
走行音が大きくなる
タイヤの路面に対する接地面積が増えることで道路から拾ってしまう音も自然と多くなり、走行音が大きくなってしまいます。
タイヤの性能にもよりますが、車内の脆弱性が下がるので快適さは低減していまいます。
ハンドルが重くなる
基本的に、ホイールを大きくしたりタイヤを太くすることで重量は重くなってしまいます。
車のサスペンションの死体の重量の事を、「バネ下重量」といった言い方をしますが、この部分の重量が重くなってしまうと燃費性能であったり、ハンドル操作の面で悪影響をおよぼすことになってしいます。
ホイールの中には、軽くて丈夫な作りになっているものもありますが、タイヤの重量が増えてしまうことで、サイズアップを行い軽量化することは難しくなってきます。
タイヤが重くなり、接地面積も増えるためハンドルを回した時に重く感じるようになります。
【ハスラーのタイヤサイズアップ】まとめ
「【ハスラーのタイヤサイズアップ】おすすめの変更方法をご紹介します!」と題してご紹介しましたが、ご理解頂けましたでしょうか。
タイヤの表記の事を簡単にでも理解すればカスタムしやすくなりますので、サイズアップであったり、サイズダウンを行いやすくなります。
ただし、そういったサイズアップも見た目がかっこよくなるからカスタムしている人もおおいかもしれませんが、メリットとデメリットが存在しますのできちんと理解した上で行うようにしましょう。
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